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男はつらいよ 寅次郎紅の花 : ミニ英和和英辞書
男はつらいよ 寅次郎紅の花[おとこはつらいよ とらじろうくれないのはな]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おとこ]
 【名詞】 1. man 
つら : [つら]
  1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page 10. (n,n-suf) face/mug/surface/facial features/mask/face guard/side or facet/corner/page/
: [とら]
 【名詞】 1. third sign of Chinese zodiac (The Tiger, 3a.m.-5a.m., east-northeast, January) 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
: [べに, くれない]
 【名詞】 1. deep red 2. crimson 
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 

男はつらいよ 寅次郎紅の花 : ウィキペディア日本語版
男はつらいよ 寅次郎紅の花[おとこはつらいよ とらじろうくれないのはな]

男はつらいよ 寅次郎紅の花』(おとこはつらいよ とらじろうくれないのはな)は、1995年12月23日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの最終作(第48作)。同時上映は『サラリーマン専科』。
== 作品概要 ==

* この作品での寅次郎はほとんど動かず座っているシーンが多い。実はこの頃、寅次郎役の渥美清は肝臓の癌が肺にまで転移しており、主治医から前作と同様「もう出演は不可能」と診断されていたが無理を押して出演していた(主治医によると、今作に出演できたのは「奇跡に近い」とのことである)。このような経緯もあり劇中でのテレビで寅次郎が活躍している姿はすべて合成で制作されておりこのシーンは後述のテレビやDVDでも確認できる。
* 1996年8月4日に渥美が死去し続編の制作が不可能となったため、『男はつらいよ』は本作が事実上の最終作にあたる。ラストの寅次郎の「ご苦労様でした」は図らずも俳優:渥美清及び車寅次郎役としての最後の台詞となった。
* リリー演じる浅丘ルリ子は具合の悪そうな渥美の姿を見て、「もしかしたらこれは最後の作品になるかもしれない」と思ったという。そのため山田監督に「最後の作品になるかもしれないから寅さんとリリーを結婚させてほしい」と頼んだと言うが、山田洋次は節目の50作までは製作したかったらしく、願いは叶えられず浅丘の思った通り渥美が半年後に死去したため今作が最後の作品になっている。浅丘は『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年)『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)と4作目だった。
*泉が結婚するはずだった新郎を演じた前田淳は諏訪博役の前田吟の実子である。
* 劇中のテレビで「阪神・淡路大震災」が起こったと紹介されているが本作が制作された年(1995年)の1月17日に実際に「阪神・淡路大震災」が起こっている。そのため町の様子はほぼその当時のものである。
* この神戸ロケは現地からの要請によるものだったが、地震の記憶も未だ生々しい被災地で喜劇映画を撮るというミスマッチに脚本を逡巡していた山田監督に一通のファンレターが届く。神戸市長田区でパンの製造・販売をする障害者の作業所 を運営する石倉泰三・悦子夫妻が山田監督へ送った手紙から、山田監督は「寅さんなら、たまたま立ち寄った神戸でボランティアをしていても不思議ではない」と思い脚本を書き上げた。石倉夫妻の名は、そのままパン屋の店主役の宮川夫妻の役名として生かされている。
* NHKに寅さんの素顔を撮影させてほしいと頼まれたとき、当初松竹は断るつもりだったが渥美の承諾が得られた。その映像はNHKで放送されたテレビ番組『クローズアップ現代・寅さんの60日』、『渥美清の伝言』、『渥美清の肖像〜知られざる肖像〜』やビデオとして発売された『おーい、寅さん 最後の撮影現場日記』のシーンに使用された。
* 長年撮影監督を担当していた高羽哲夫が急病で降板したことにより、本作のみ長沼六男に交代〔クレジットは両者の連名。〕。以後『母べえ』(2007年)まで山田作品の常連スタッフとなる。
* デビュー前で当時高校2年生だった元ちとせが歌う島唄「朝花節」がBGMで使われている。
* 佐藤蛾次郎はこの時に渥美が着ていた服を衣装部から貰い、渥美の形見として現在も着用している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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